実は中小企業の方が大手企業よりも魅力的な理由

転職について

私が就職活動を行っていた2011年は大手企業への就職が非常に人気でした。

大手企業に就職すれば、安定している、将来性がある、給料が良い等ポジティブな印象が多く、今でも人気は高いと思います。

私は3社の中小企業に勤めた経験がありますが、チャンスがあったとしても大手企業には勤めたいと思いません。

確かに大手企業に勤める事は魅力的ですが、中小企業には中小企業だからこその強みや良いところがあるので紹介していきたいと思います。

中小企業の良いところ

学生の時の就職活動や転職活動において大手企業は今でも絶大な人気を誇っています。

確かに大手企業はテレビのCMや広告、ブランド等でよく目にする事が多く、身近な存在となる為、認識がしやすく分かった気になってしまいます。

しかし、それは広告の為に綺麗に作った表の姿であり、実際はドロドロとした裏の世界があります。

中小企業にも多少そういった側面はあるかもしれませんが、大手企業程ではありません。

私は3社の中小企業に勤めた事がありますが、中小企業ならではの共通点があり、私個人としては大手企業よりも魅力的に感じています。

大手企業と比べた中小企業の魅力について記載していきます。

良い意味でも悪い意味でも年功序列

日本企業ならではですが中小企業は今でも年功序列が強い傾向にあります。

社則等で特に規定しているわけではないですが、社歴が長い人、年齢が上の人には手当てが手厚いのです。

特に社歴が長い人には非常に有利です。社歴が長ければ長いほどそれに合わせて役職や給料が上がっていきます。

大手企業では基本的に昇進するに為には昇進試験を受けなければいけません。私が知っている大手企業は主任に上がる為にも最低限の社歴と難しい昇進試験があると聞きました。

しかし中小企業には基本的に昇進試験はありません。あったとしても管理職(課長)への昇進の時位です。この管理職への昇進試験は実際には形だけで、落ちる事はほとんどありません。

ですので中小企業に入社し、ある程度社歴を積めば基本的にほぼ自動的に昇進していきます。

これだけだと良い点しかないように思えてしまいますが、実は悪い点もあります。

基本的に年功序列の為、能力が無い人でも役職を与えられてしまいます

私は前職において特に年功序列の社風が強く、あからさまに能力のない人に役職が与えられていました。また、社歴が基準となってしまうので、社員の半分以上が管理職という組織図が逆ピラミッド状態になっていました。

若手からしてみると能力がない人でも昇進ができてしまうので、頑張って仕事をするモチベーションが無くなってしまいます。前職ではそれが原因で若手の退職率が非常に高くなっていました。

中小企業の年功序列には良い面もありますが、あまりその社風が強すぎてしまうと逆に悪い面となってしまう可能性もあります。

中小企業は社歴が長い人、年齢が上の人には手当てが手厚いです(年功序列)。その為基本的に昇進試験は無く、自動的に昇進していきます。
しかし、能力の無い人でも役職を与えられてしまい、若手社員のモチベーションが喪失しかねない。

将来役員になれる可能性がある

上記にも述べた通り中小企業では基本的に社歴が一番尊重されます。

その為ある程度の実力があり、十分な社歴があれば役員になれる可能性も高いです。

転職組でも例外ではありません。

私は3社の中小企業に勤めた経験がありますが、いずれも若き頃にその会社へ転職し、実力及び社歴を積んだ人が役員になっています。現在の会社の社長は転職組の一人です。

ですので誰にでも役員になれるチャンスがあるのです。

しかし大手企業ではそうもいきません。

大手企業で役員や社長になる為には基本的にプロパー社員(生え抜き)であることが大前提です。

また大手企業での昇進には何よりも運の要素が非常に強いです。いくら社歴が長く、実力があっても運が無ければ役員クラスまで登り詰める事はできません。

具体的に運とは何かというと、自分がどんな上司に当たるかという事です。大手企業はご存じの通り社内政治が大きな力をもっており、誰に好かれるか、誰に嫌われてしまうかで、今後の昇進に大きく影響します。

要は何千人もの高学歴出身者をライバルにしつつ、上司にも部下にも細心の注意をはらいながら昇進を目指さなければいけません。それでも上手く昇進していくのは本当に一握りです。

私のイメージでは大手企業で役員までの昇進戦争に勝ち抜けるのは1,000~10,000分の1ですが、中小企業で100~50分の1になれば役員になれると思います。

求める物は人それぞれかもしれませんが、ワークライフバランスやストレスフリーで昇進を目指すのであれば中小企業に勤める事をお勧めします。

中小企業ではある程度の実力があり、十分な社歴があれば役員になれる可能性も高い。大手企業で役員クラスに出世する場合は運の要素が非常に強い。ワークライフバランスを保ちつつ昇進を目指したいのであれば中小企業に勤める事をお勧めします。

社内調整がしやすい

これは確実に言えますが、中小企業の方が社内調整がしやすいです。

具体的に社内調整とは案件を進める為に上司や他部署から承認を取る事です。

大手企業では特に他部署から承認を得ることが非常に難しいです。中小企業に勤めている方は考えられないかもしれませんが、大手企業は企業規模が大きくなりすぎてしまい、部署一つ一つが小さい会社の様になっています。

また、社内の規制や社則が厳しい為、内容によっては多くの会議、資料作成が必要とされます。そして大手企業は高学歴社会で構成されており、上司や他部署を納得させる為には理論的・客観的にな説明を求められ、資料を作るのも一苦労です。

私の知っている大手企業では案件を進める為の会議や資料作りに追われ、深夜まで残業する人も多いと聞きます。

それに対して中小企業は上司や他部署から承認を得るのは比較的スムーズです。

何故大手企業より中小企業の方が承認を得るのがスムーズかというと、企業規模が小さく、部署を超えても社員同士の距離感が近い為、会社一丸となって仕事に取り組んでいるからです。

意外かもしれませんがこれは非常に大きな違いです。

大手企業では良い悪い関係無く、案件を進める際大手企業では社内に必ず反対する人が現れます。例えば自分が良い案件だと思って進めても、同じ会社にも関わらず反対する人が現れると辛い物があります。また、その人を説得させる為にも膨大な資料を作成せねばならず、誰の為に仕事をしているか分からなくなってしまいます。

大手企業といえど同じ会社に勤めている事から、一見皆ベクトルが同じ様に見えますが、どちらかというと部署毎に方針が異なり、部署の方針に合わなければ社内でも反対されてしまうのです。

個人的には同じ会社にも関わらず意地悪な程の反対意見が出たり、資料を提出しても納得してもらえないと、非常にストレスが溜まってしまいます。

規模が大きくなり過ぎた事による不都合もあるのです。

  • 中小企業は社内調整しやすい。何故なら企業規模が小さく、部署を超えても社員同士の距離感が近い為、会社一丸となって仕事に取り組んでいるから。
  • 大手企業は部署一つ一つが会社になっており、必ず反対する人も現れる。
  • 個人的には中小企業で会社一丸となって案件を追いかける方がやりがいを感じます。

まとめ

大手企業は確かに業績も安定しており、将来性もあるかもしれません。

しかし、大手企業程社内規制は厳しい、高学歴出身の人が多く、納得させるのも難しい、そして何より同じ会社にもかかわらず、部署が変わってしまうとまるで別会社になってしまいます。

それに対して中小企業は良い意味でも昔からの慣習が残っている所が多く、年功序列の傾向が強いです。その為、社歴を積めば役員になることも難しくありません。

また、何よりも社員同士の距離感が近い為、会社一丸となって仕事に取り組むことができます。

個人的には中小企業で働く一番の魅力は会社一丸となって仕事に取り組む事です。それにより会社への忠誠心が上がり、長期で勤めようというモチベーションにも繋がります。

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