何故米国株が人気なのか

投資について

前回米国株・市場について記載させて頂きました。それを踏まえた上で今度は何故今米国株が人気なのか、ブームなのかを見ていきたいと思います。

空前の米国株ブーム

もう既に空前と言う程ではないかもしれませんが、日本の投資家には米国株ブームが来ています。私自身も米国株(ETF)に投資しております。何故米国株が人気かという事を説明するためには、米国株と比較される日本株・日経平均の説明が必要になるかと思いますので、記載させていただきます。

日経平均株価とは

ニュースや新聞でよく耳にする日経平均株価とは日本経済新聞社が東証一部に上場されている企業から225社を選んだ、その平均株価(実際には単純な平均値ではなく特殊な計算方法で算出している様です)です。意外ですが一新聞社が選んだ株という事だったんですね。

この日経平均株価は以前説明したダウ工業株の様に日本を代表する225社であり日本全体のざっくりな株価を見ることができます。この株価をベースによく景気が良いとか悪いとか表現されることがあるかと思います。下記に225社をリストアップしようかと思いましたが、多すぎるので、確認されたい方は日本経済新聞社のサイトにアクセス頂ければと思います。
日経平均構成銘柄:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/

あくまで225社

日経平均株価はあくまで東証一部に上場されている225社の平均株価の事。その為例えば日経平均株価が値下がりしているから、日本の株は下がっている!、と思うかもしれませんがあくまで225社の為、自分が日本の株を持っていても株価は実は下がっていないかもしれません。
個人的な意見ですが、確かに日本株の全体の傾向を見るには便利な指標かと思いますが、必ずしも自分が持っている株と連動するわけではないかと思うので、そこまであてにはしておりません。

日経平均株価推移

日経平均株価は1950年頃から指数が算出されました。当時は東京証券取引所が算出しており「東証株価平均」と呼ばれていました。1970年から日本経済新聞社が引き継ぎ、1985年に「日経平均株価」と名称が変更されました

それでは日経平均株価の推移をチャートで見ていきましょう。

引用元:Trading View

2021年1月14日現在では28,700円台で推移しています。最近ちょこちょこニュースで聞いていますが日経平均株価が高値を更新しているとよく聞きます。確かに直近10年位と比較すると非常に高い数値ですね。

しかし!!ここで覚えて頂いておきたいのは、日経平均株価が始まった1985年以降の最高値は1989年12月の38,916円(厳密には38,915円87銭)です!!

何が言いたいかというと、1989年12月に最高値を記録した後、2021年1月までの31年間、一度も過去最高値(38,916円)を更新していないのです。

それだけ覚えて頂ければ次に説明する米国株が人気な理由が理解頂けるかと思います。

米国株人気について

上記では比較対象である日本株・日経平均株価について説明させていただきました。それを踏まえ米国人気の理由を解説したいと思います。

米国株式とはに記載させていただきましたが、米国株の代表的な指数としてダウ工業株価平均指数S&P500があります。経験上S&P500の方が使用されることが多いのでこちらで解説していきます。

S&P500株価推移

S&P500の起源は1923年から始まり、スタンダード&プアーズは当時26業種、233社(500社ではない)を含む指数を開発しており、現在のS&P500の形になったのは1957年からです。

それではS&P500のチャートを見てみましょう。

引用元:Trading View

御覧いただいて分かる通りひたすら右肩上がりです。本当に右肩上がりし続けているんです。なぜあえて強調したかといいますと、赤丸で囲っていますが、S&P500はITバブルの崩壊、リーマンショック、コロナショックを受けても不死鳥の様に必ず蘇ってくるのです。

これがアメリカが経済大国と呼ばれる所以であると思います。

日経平均株価とS&P500の比較

上記の通りS&P500はどんな不景気に落ち込んでも必ず蘇り、最高値を更新しています。日経平均株価も確かにバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、チャイナショック、コロナショックなど沢山の不景気要因があり、上り下がりを繰り返してきましたが、未だに1989年の最高値を更新していないのです。

多分考えることは同じかと思いますが、自分の大切なお金を投資する時、株価上がるか分からない投資先よりも株価が上がる可能性が高いほうに投資しようと考えます。これが米国株が人気な一番の理由です。

チャートとして比べるとその差は更に顕著に見えます。

引用元:Trading View

こちらのチャートは日経平均株価が始まった1985年頃をベースに現在の株価が何%上昇したかを示すものになります。オレンジ色の線が日経平均株価で上昇率は184%、青色の線がS&P500で上昇率はなんと約2,390%!!上昇率をみるとその差はやはり歴然ですね。

単純な話この36年間で日経平均では100円⇒184円、S&P500では100円⇒2,390円!!になったイメージです。

これならやはり米国株に投資してしまいますよね。

まとめ

  1. 日経平均株価とは日本経済新聞社が東証一部に上場されている企業から225社を選んだ、その平均株価(実際には単純な平均値ではなく特殊な計算方法で算出している様です)。
  2. 日経平均株価が始まった1985年以降の最高値は1989年12月の38,916円(厳密には38,915円87銭)。その後2021年1月までの31年間、一度も過去最高値(38,916円)を更新していない。
  3. S&P500はどんな不景気に落ち込んでも必ず蘇り、最高値を更新し続けいている
  4. 米国株はどんな不況に陥っても必ず蘇り最高値を更新し続けていることから、今後も上昇し続けるという期待感があり、人気となっている。

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